人身被害の防止に向けた、
科学的で非致死的なクマ対策を推進
近年、クマの人里への出没が増加し、人身被害が深刻化しています。
一般社団法人日本ベアドッグ協会では、科学的知見に基づく非致死的対策として
「ベアドッグ」を活用した早期警戒と追い払いの体制構築を進めています。
人とクマの双方に過度な負荷を与えない、実効性の高い出没抑制手法を導入します。
(提携会社:株式会社エフ・アンド・エフ・ジャパン)
(提携支援:酪農学園大学 野生動物生態学研究室)
現状の課題
1. クマ被害の深刻化
• 人里への出没が増加し、人身被害が各地で発生している。
• 出没要因の分析が十分に行われないまま、駆除が対策の中心となっている。
2. 駆除偏重によるリスク
• 生態系の上位捕食者を失うことで、森林構造の劣化や水源環境の悪化を招く可能性がある。
• 生態系の不均衡は、結果として山地の脆弱化や土砂災害の増加につながり、人間社会の安全を脅かす。
• 駆除偏重の対策は、長期的には地域の安全確保に寄与しない可能性がある。
3. 必要とされる対策の方向性
• 科学的知見に基づく早期警戒と非致死的追い払いを組み合わせた、出没抑制モデルの構築が求められている。
• 人とクマの双方に過度な負荷を与えず、地域の安全を確保する実効性の高い対策が必要である。
解決策
ベアドッグの導入
(カレリアン・ベア・ドッグ)
カレリアン・ベア・ドッグ(Karelian Bear Dog)
➢ 古くからヒグマ猟の場で活躍
➢ ロシアとフィンランドの国境地帯を原産
➢ 体重18~29kgの中型犬
➢ 白と黒のツートンカラーが特徴的。
➢ 顔にはアライグマのような黒いマスク模様があって、とってもキュート、人間には脅威を与えない
➢ クマに対して、決してひるむことはない
➢ 後ずさりをしない。絶えず向かっていき、クマを追い込んでいく
➢ ベアドッグとして最も相応しい

ベアドッグとは
• クマの匂いを察知し、吠えて森の奥へ追い払う訓練を受けた犬
• 人を守り、クマも傷つけずに「棲み分け」を実現

導入実績と優れた能力
• 長野県軽井沢町での活動後、数年間にわたり人身被害ゼロ

犬種の特徴
• フィンランド原産、白黒のツートンカラー
• 1頭で一般犬5頭分の仕事をこなす優秀な能力
繁殖
パトロール
テリトリーに追い返す
SYSTEM
国内初の安定的
繁殖システムの確立

国内繁殖の必要性
・成犬輸入は高額な輸送費・検疫コストが発生し、安定供給が困難です。
・国内の環境・気候・運用条件に適応した“日本仕様のカレリア犬”を育成する必要があります。
・国内獣医師による繁殖技術を確立し、長期的に持続可能な供給体制を構築する必要があります。

弊社の取組み
【国内繁殖への挑戦】
・フィンランドから輸入した冷凍精子を活用し、国内での安定した繁殖体制を構築、国際的な遺伝資源を導入することで、国内での継続的な繁殖を可能にします。
・国内の若手獣医師による繁殖技術の確立し、最新の生殖医療技術を備えた獣医師が中心となり、人工授精を含む繁殖プロセスを専門的に管理します。
・フィンランド本国との連携ネットワークを行い、本犬種の本国であるフィンランドとの技術協力体制を整備し、繁殖・育成に関する最新知見を国内へ導入します。
ハンドラーの養成が
退職自衛官の再就職先の道を拓く
指導体制
・対策担当チーフ:在フィンランド日本国大使館に協力要請をし、現地のハンドラーを雇用して指導体制を構築する
・連携:自衛隊地方協力本部
一般社団法人自衛隊援護協会
ハンドラー養成教育は北海道で行いますが、その後はベアドックとともに出身地域に戻っていただき、自宅でベアドックとともに生活をしながらクマ対策に従事してもらうことになります。
ハンドラーの採用
・対象:陸上自衛隊「レンジャー教育」修了の退職者
・理由:山中をクマの速度で移動できる体力と規律が必要
社会的意義
・地方における元自衛官のセカンドキャリア支援
・国策としての自衛官待遇改善に寄与
今後の展開とビジネスモデル
【事業モデル】
・「ベアドッグ」+「訓練を受けたハンドラー」をセットで自治体に派遣
・派遣先の各自治体との業務提携
・既に複数自治体より問い合わせあり
【展望】
・輸入に頼らず、日本に適したベアドッグを国内供給
・人と自然が共生できる安全な地域社会の実現
・ベアドッグとしての能力寿命は限られている
・活躍後は各地の農家などに譲渡、地域犬として余生を過ごす
MESSAGEメッセージ
OUTLINE当協会について
- 法人名
- 一般社団法人日本ベアドッグ協会
- 代表理事
- 馬上直子
- 事務局長
- 乃万暢敏
- 所在地
- 〒064-0918
北海道札幌市中央区南十八条西十六丁目2番20-1302号
- 事務局
- 〒254-0814
神奈川県平塚市龍城ヶ丘2-15-101
さ山合同会社内(担当:事務局長 乃万暢敏)
- TEL
- 080-5180-0425
- info@beardog.or.jp
- 設立
- 2026年5月7日
- 活動内容
- ベアドッグ事業